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多くの花粉症患者を悩ませているスギ花粉。そろそろ気になってくるのが、「いつ、スギ花粉の飛散が終わるのか」ということではないでしょうか?

たとえば、関東の場合、例年は4月頃に飛散量が落ち着いてきます。「つらい花粉シーズンがもうすぐ終わる!」と心待ちにしている人も多いかもしれませんね。

しかし、人によってはその後もスギ以外の植物によって花粉症の症状が出てしまう可能性もあるのです。


スギ花粉の次はヒノキ花粉に要注意

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スギ花粉より少し遅れて飛散が始まるのが、ヒノキ花粉です。地域によりますが、3月中旬から飛散が始まり、5月頭頃までが飛散シーズン。

そのため、スギ花粉症に加えてヒノキ花粉症も発症している人の場合、症状が出る期間が長くなってしまいます。




夏、秋に花粉症の症状が出るケースも

花粉症は春のものというイメージがありますが、に症状が出るケースもあります。


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出典:医療情報科学研究所「病気がみえる vol.6 免疫・膠原病・感染症(第1版)」,2009, p.40, メディックメディア,  University of Minnesota, Environmental Health Sciences, 
http://enhs.umn.edu/current/5100/asthma/allergens.html, July 30, 2014
(一部改変)



5月〜9月頃にかけてはイネ科の植物の花粉が飛散シーズンを迎えます。

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また、8月、9月頃キク科のヨモギやブタクサの花粉が飛びます。

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春が過ぎた後も花粉症の症状が出る場合は、これらの植物の花粉が原因かもしれません。
対策としては、マスクをつけたり、薬を飲んだりと基本的にはスギ花粉症と同じです。
イネ科の花粉はスギ花粉ほど遠くまで飛散しない(*1)ので、イネ科の植物がある場所に近づかないことも、有効な対策になります。

(*1)出典: 東京都アレルギー情報navi. https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/allergy/pollen/type.html




通年で花粉症の症状がある人は…

通年で花粉症と似たような症状が出る場合は、ダニやハウスダストが原因となる通年性のアレルギー性鼻炎を発症している可能性もあります。

正しい対策を立てるためにも、まずは自分が何のアレルギーを持っているのかを知ることが大切です。病院で血液検査を受けることで鼻炎の原因を調べることができるので、気になる方は一度病院を受診してみてください。

また、1年中鼻炎の症状が出る人で、対症療法だけではつらいという場合は、アレルゲン免疫療法なども1つの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

花粉症の治療方法は年々進化しています。眠くなりにくく、より効果の高い飲み薬も登場しています。
「つらい花粉症をどうにかしたい!」と思っている方は、ぜひ一度医師に相談してみてください。


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もし、「私の花粉症の症状って軽いのかな? 重いのかな?」と気になった方は、花粉症@LINEヘルスケアの重症度チェックをぜひ試してみてくださいね。


監修元: ノバルティスファーマ株式会社



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