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くしゃみが出たり、鼻水が出たり……。
連日、花粉症の症状に悩まされている人も多いのではないでしょうか。

適切な対策を立てるためには、自分の花粉症の重症度レベルを正しく知ることが大切です。

今回は花粉症の重症度をチェックする方法を解説します。
ぜひ、気軽に試してみてください。


花粉症には大きく3つのタイプがある

花粉症には大きく分けると、
鼻閉(鼻づまり)の症状が強い「鼻閉型」
くしゃみと鼻水の症状が強い「くしゃみ・鼻漏型」の2つのタイプと、
両方の症状が同じくらいの場合「充全型」のタイプの、あわあせて3つのタイプがあります。

症状のレベルには、「軽症」「中等症」「重症」「最重症」のほか、鼻の症状がない「無症状」があります。

症状の重症度を判定するには、まず、「くしゃみ・鼻水」の症状レベルと「鼻閉(鼻づまり)」症状レベルをそれぞれ5段階で判定。結果を以下の表のようにかけあわせることで、重症度が分類されます。

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出典:一般社団法人日本アレルギー学会(2018)「スギ花粉症におけるアレルゲン免疫療法の手引き(改訂版)」P210


たとえば、「鼻閉(鼻づまり)」の症状が「グレード2」で、「くしゃみ・鼻水」の症状が「グレード4」の場合は、「くしゃみ・鼻漏型」の「重症」となります。
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出典:一般社団法人日本アレルギー学会(2018)「スギ花粉症におけるアレルゲン免疫療法の手引き(改訂版)」P210

では、グレード1〜5に該当するのは、それぞれどのような症状なのでしょうか? 

くしゃみが11回以上だと「重症」の可能性あり


花粉症の症状の程度は、「1日のくしゃみの平均回数」「1日に鼻をかむ平均回数」「鼻閉(鼻づまり)の程度」「日常生活の支障度」の4つの項目で判定されます。

次の一覧表を見てください。

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出典:一般社団法人日本アレルギー学会(2018)「スギ花粉症におけるアレルゲン免疫療法の手引き(改訂版)」P210


たとえば、「1日のくしゃみの平均回数」が20〜11回にあたる場合は「重症」に該当し、21回以上は「最重症」に該当します。

また、立て続けに2回、3回、4回……とくしゃみが出ることがありますが、連続したくしゃみは全部まとめて1回とカウントします。となると、「21回以上」というのは、かなり多い回数になりますね。

1日に鼻をかむ平均回数」も同様に、20〜11回にあたる場合は「重症」に該当します。

鼻閉(鼻づまり)」に関しては、1日の中で口呼吸をどのくらいしているかを判断基準とします。

この3つの項目に加えて、「日常生活にどれくらい支障が出ているか」を判断して、総合的に重症度を診断していくのです。

「日常生活に支障が出るほど苦しい」と感じる人の場合は「重症」以上の可能性があるので、気になる方は早めに病院に行ったほうがよいでしょう。

重症花粉症診断を試してみよう!


花粉症@LINEヘルスケアの「重症度チェック」では、簡単な質問に答えるだけで花粉症の重症度をチェックすることができます。

「自分の花粉症の重症度レベルってどの程度だろう?」「病院に行ったほうがいいのかな?」と思った人は、まずはご自身で「重症度チェック」を試してみてくださいね。

自分の花粉症の症状タイプ、重症度レベルを知ることが、適切な対策を立てるための第一歩です!


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